第1.給与、委託料の報酬体系

1.給与分
(1)初年度の年収(基本給+賞与)
年間560万円程度(基本給40万円※+賞与2カ月〔原則〕を含みます。)
※試用期間中は基本給35万円とし、試用期間中の状況に鑑みて正式に決定します。
(2)手当、住宅手当、交通費手当
住居賃借の場合、一部補助します。

2.出来高委託料(歩合を含む)
当事務所は、前記1の給与とは別で事件処理の貢献度に応じて委託料・歩合を報酬として支払う成果主義を一部採用しています。
(1)入所後、一定期間経過後、単独で事件対応していただけるようになった時期から、委託料(基本分)及び担当事件の報酬の一定割合により出来高歩合分として算定し支給します。
(2)なお、個人事件・破産・後見人や国選弁護の受任など、事務所事件以外の事件を受任できます(この場合、事務所に対して一部費用を負担いただくことがあります。)。
※ 努力や成果を報酬に合理的に反映し、適正な待遇となるように設定します。

第2.勤務日等

1.勤務日・勤務時間
(1)原則として月曜日から金曜日です。
(2)土曜日は、主に関与先様(法律事務所、税理士、社労士)と合同での勉強会を行っています。
   ※なお勉強会の内容は後記のとおりです。自由参加です。
(3)勤務時間は原則として午前9時から午後6時です。
    (午後0時から午後1時までは昼食休憩)

 2.休日
(1)日曜日・土曜日
(2)国民の祝祭日
(3)年末年始(12月29日~1月3日)
(4)夏季休日(8月12日~8月15日)

 3.休暇
(1)年次有給休暇
   法定どおりです。
   有給休暇の資格取得後は、連続休暇(3~5日間)を年間1回取っていただくことを推奨します。
 (2)緊急時のときなど、休日出勤をしていただくことがありますが、その分は振替休日を取得していただきます。
 (3)特別休暇(有給)
   ① 天災地変等の場合   必要な範囲
   ② その他就業規則に定める親族等の忌引、配偶者の出産など

第3.福利厚生

1.昼食を毎日提供しております。
2.各種保険は完備しております。

第4.勤務地

当弁護士法人の主たる事務所です。
なお、県外出張の際は、規程により一定の範囲につき、出張手当を支給します。

第5.業務報告等

1.御担当いただいた業務につき、1週間単位で業務報告書の提出をお願い致します。
2.その他、法廷の記録、打合せの記録や依頼者への報告など、様式に応じ御報告をしていただく仕組みです。

第6.業務の共同推進

1.必要に応じ、事件ミーティングを部内で行い、適切な進行の協議や助言を行います。
2.定例的に開催を行いたいと考えています。

第7.入所後、3ヶ月は試用期間です。

基本的には研修期間も兼ねていますので、OJT(オンザ・ジョブ・トレーニング)とし、個別事件の担当はありません。

第8.その他の内容は、面接の際に御説明・御協議しますので、御問合せ下さい。

(勉強会の内容)

当事務所の勉強会は実務上必要な知識や経験の共有に貴重な機会となっております。

〇最近の企業よりの御相談は労働問題が主要なテーマで、私共の事務所でも案件の6~7割を占めるに至っております。このため、正しい労働法関係の知見は必須となっています。

〇当事務所は、幸いにも東京の労働法専門(使用者側)の有名な先生の大手事務所との知己をいただき、同事務所の勉強会(土曜日の1時間半)にウェブで参加させていただき、最新の情報や知見を教えていただいています。これは大変貴重な機会であり、私共の顧問先の大企業、中小企業の御相談に役立つ不可欠な知識となっています。

〇そして、同じ土曜日に社労士の方を交えて労働法規の読み合わせ勉強会なども短時間で行っており、地方でありながら、企業法務、労働法務の経験を積む機会には恵まれていると思います。

〇是非勉強会には初学の方こそ遠慮なく、御参加下されば幸いです。